子供美術19
September 28th, 2008今回は、絵具の使い方、筆の使い方などの基本的なことを勉強しました。
こういった基本的なことは、案外学んでいないことが多々あります。
一度、しっかり学んでみるのもいいのではないかと思った次第です。
まず、絵具の混ぜ方です。
子供達のやり方を見ていますと、絵具のチューブから出した絵具を全部使って混ぜてしまうのです。これではなかなか自分の思う色は作れませんし、絵具の無駄使いです。
チューブから出した絵具に少しずつもう一つの混ぜる絵具を筆ですくい取って混ぜていくのがよいでしょう。
上の写真はそういったことの訓練用に、子供達に作ってもらいました。
一番上の図は黒から白に変わるグラデーションを作りました。
その下が同じと様に黒ではなく、色を作ってみました。
その下は、すこし難しくなって、反対色同士のグラデーションです。
その下は黄色から茶色に変わるグラデーションです。色の幅が少ないのでこれは難しいですね。微妙な色の混ぜ方が要求されます。
次に筆の使い方ですが、やはり乱暴に使うと、すぐに筆はダメになってしまうので、これも覚えておく必要があります。
それと、筆に絵具をどのくらい馴染ませるのがいいのかなど、基本的なことは知っておく必要があるでしょう。
最後に、パレットの洗い方、筆の洗い方を学んで終わりです。
道具を大事に使うというのも、より絵が好きになり、上手くなる一つの道ではないでしょうか。
まあ、あまりカッチとしたルール的なものがあり過ぎますと、今度は描く意欲をそがれてしまうことにもなりますので、状況に応じて臨機応変にやっていければと思います。
ただ、基本さえしっかりできれば、あとはどのようにでも応用がききます。
アイデア
September 26th, 2008作品作る時のアイデアって、外から入ってくる感じがします。
自分の中から湧き出るものではないですね。僕の場合は。
今制作している作品は、なにげなくイタリアの家具メーカーのカタログをパラパラと見ている時に、ハッとアイデアが浮かんできました。
イメージが出来ると、すぐに作り始めるのですが、最初はなかなかうまくいきません。
幾度か試行錯誤していくうちに、形が決まってきます。
アイデアとは、実際に形が出来てこそ、それが”もの”になったと言えるように思います。
頭の中にあるうちは、まだまだアイデアと言えるものではないです。限りなくゴミに近いものなんですよね。
僕の頭の中も、僕のスタジオもゴミみたいなもので、いっぱいです。
たまには整理も必要かと思います。
子供美術18
September 21st, 2008Ciabatta
September 18th, 2008僕のいとこが、神奈川県厚木市で”Ciabatta”という名前のパン屋をしています。
お店を始めてからもうすぐ2年が経ちます。
お店を開店する時に、お店のロゴを僕が考え、最終的なデザインを横浜在住アーティストの佐藤朋子さんにお願いして作りました。
“Ciabatta”とはオリーブオイルを使ったパンの名前らしいので、オリーブオイルのイメージで、イエローグリーンを使ったデザインにしました。
なかなかおいしいと、好評らしいので、嬉しく思っています。
ちなみに上の写真は店内に飾ってあります、僕の作品です。
ちょっと、いつものテイストとは違いますが、お店に合わせて作りました。
絵のどこかに守り神様がいらっしゃります。(笑)ちょっとわからないと思いますが。
パンは通販もできるらしいので、興味ある方はどうぞお試しください。
http://www.b-ciabatta.com/
ベーカリーチャバッタ
建部 和宏
〒243-0003
神奈川県厚木市寿町3-1-1ルリエ本厚木1F
046-295-1186
http://www.b-ciabatta.com
info@b-ciabatta.com
名月観賞茶会
September 14th, 2008子供美術17
September 13th, 2008
今回は”夏の思いで”と題しまして、絵を描いてみました。
それぞれ記憶をたどりながら楽しく描いていました。
上の写真「にぎわえ、イルカショー」
三重県に行った時の思い出です。
イルカの表情がいいですね。
水面を上手く描けています。人物の描き方がおもしろいですね。
上の方から見下ろした感じに見えます。
空の虹がとっても奇麗で、きっと楽しい思い出だったのだとわかります。
下の写真タイトル「道後温泉にて」
温泉のお湯の出口がどうだったか、一所懸命思い出していました。
温泉のお湯の表現がいいすね。湯面がゆらゆら揺れている感じがでています。左下の人物の描写がとてもユニークです。
今回はクロッキーもやってみました。
お互いにモデルになって、ポーズをとり、それを鉛筆にて、5分間でスケッチします。
すごい集中力でクロッキーをしていました。驚き!
そして、予想以上に上手に描いていました。今後が楽しみです。
また、クロッキーの写真もおいおいアップしますので。
コーヒーとジャズが好き
September 12th, 2008我家の猫です。
ニューヨーク生まれということで、コーヒーとジャズが好きなんですね。
コーヒー豆の匂いを嗅ぐと、体をくねくねするのです。
猫がマタタビを嗅ぐとそんな感じになりますが、我家の猫はマタタビより、コーヒー豆です。
また、ジャズを流すとおとなしくなり、気持ち良さそうに寝ます。
妻がニューヨークに住んでいる時に、友達からもらった猫で、ニューヨークから帰る時に一緒につれてきました。
たかが猫一匹でも、海外から日本に連れてくるという事は、手続きやら何やらで、そりゃーもー大変でした。
2006年の年末です。
おせち料理の準備を明日から始めようかと思っていた夜に、猫が突然具合がわるくなりまして、病院に連れて行くと、急性すい炎になっていました。
即入院、死の淵を彷徨いましたのです。
原因は肥満ということでしたので、これは飼い主の私めの責任な訳で、本当に悪い事をしました。
現在はおかげ様で、ダイエットして、元気に暮らしております。
ニューヨーク生活25
September 8th, 2008僕のニューヨーク生活にとって、忘れてはいけない出来事がありました。
それは2001年、アメリカで起きた、9.11同時多発テロ事件です。
事件の当日、僕はソーホーのアパートにいました。
丁度そのころ、昼からの授業までの時間、朝の作品制作の作業を部屋でしているとことでした。
”ドン!”という音と、誰かが叫んだ悲鳴のようなものが聞こえたので、またアパートの前の交差点で車がぶつかったのだと思っていたところ、時間が経つにつれて、ザワザワと人の声が聞こえて、外の様子の異変を感たのでした。
ただならぬ外の様子に、何事かと思い作業を中断して、部屋の窓から外の様子を伺っていたところ、部屋でつけてあったテレビの映像が突然変わって、ワールドトレードセンタービルが燃えている映像が流れたのです。
僕の住んでいたソーホーのアパートは、ワールドトレードセンタービルに比較的近い場所でしたので、飛行機がビルに衝突した時の衝撃音と、その瞬間を目撃した人々の叫び声が、最初に聞こえた音だったのです。
しばらくすると、真っ白い灰を頭からかぶったビジネスマンの群衆が、僕のアパートの前をぞろぞろとアップタウンに向かって重い足取りで歩いていく光景が見えました。
これはいったい夢なのか、現実なのか、目の前で起きている情景を頭できっちと整理できないまま、ただ呆然と窓の外を見ていた記憶があります。
その年の大晦日の夜、いつもならどかこのパーティーに潜り込んでいるであろう僕ですが、その年は静かに新年を迎えたい心境だったのか、一人おとなしくアパートで過ごしていました。
テレビをつけると丁度、タイムズスクエアで行なわれている恒例のカウントダウンの中継をしていました。
いつもとは違う厳重な警備の中、深夜0時と同時にカウントが終わり、大きなくす玉が割れて夜空いっぱいに紙吹雪が舞う中、フランク・シナトラが歌う「ニューヨーク・ニューヨーク」が流れ出しました。
それをぼんやり聞きながら、いろんな事が頭の中を駆け巡りました。
テロ直後、街の風景が一変したのを思い出します。
大きな地下鉄の駅にはM16自動小銃を構えた警察官が睨みをきかせ、公共施設の建物に入るには、荷物検査と金属探知機の中を通らなければならなくなりました。
僕のアパートのある地域からダウンタウン側では、人も車両も立ち入ることができなくなり、そこに住んでいる住民は、写真付きの身分証明書をいつも携帯し、いちいち検問所で提示しなければ、中に立ち入ることができなくなり、近所に買い物に行くにも、なにかとわずらわしさがありました。
こんな状況では、当分ストリートで絵を売ることもできないだろうと諦めていましたので、当面の生活費をどうやって工面するか、いろいろと思いあぐねる中、炭素菌騒動などもあり、次なるテロの脅威を感じて、一時は日本に帰国することを真剣に考えていたこともありました。
また、ニューヨーク市内では、アメリカ国旗が車の車体やお店の入り口、部屋の窓、建物の壁と、あるとあらゆる所に貼付けられていたのでした。
日本人の僕の目には、それはとても異様な光景と映りました。特にアメリカ国旗をベタベタと貼っていた街は、チャイナタウン(中華街)でした。
なぜチャイナタウンなのかと思われるかもしれませんが、中国から来た彼らは、テロ以降のアメリカ人の強烈なナショナリズムを強く肌で感じていたに違いありません。
彼らはアメリカのためにというのではなく、身の安全、防衛本能から、自分たちはアメリカの味方なのだという意思表示をしているのだと僕は感じました。
テロによってもたらされた、アメリカ人の怒りの矛先が、日頃の不満や鬱憤と重なり、移民者、マイノリティーに向けられそうな気運があったのでした。
ロス暴動の時と同じ様に。
アメリカ社会の中で懸命に生きている彼らは、僕のような一留学生が感じている以上に、世の中の動きを敏感に察知しているのでしょう。
テロ以降の世の中の変わり様、僕自身の心の葛藤や矛盾など、そんなことを思いながら2002年の新年を向かえた記憶があります。
今のニューヨークはあの事件が遠い過去の出来事のように人々の記憶から薄れています。
僕自身もテロのことを思い出すことはめったにありません。
それだけ世の中はめまぐるしく変り、進んでいっているのだと痛感します。
結局、2004年に日本に帰国するまで、僕はテロの現場”グランド ゼロ”には行けませんでした。
日本に帰国するまでには、テロの現場をこの目で一度は見ておかなければいけないという思いと、悲惨な思い出の現場には行きたくないという思いがあり、そうしているうちに時が経ってしまいました。
あれから、もうすぐ7年になるのですね。早いものです。
(添付写真 New World Trade Center)
子供美術16
September 6th, 2008今回は抽象画に挑戦しました。
僕が普段使っている材料や道具も使って、描いてみました。
まず最初に水で薄めた藍色のインクを使って、書道のように刷毛を使って好きな様に線や形を描きます。
次にイングが乾かないうちに、自分の感覚で、濃い藍色のインクを随所に垂らして、にじみを作ったりします。
インクが乾いたら、アクリル絵具をつかって色を重ねます。
画面を引っ掻いたり、ヘラでこすったり、絵具を飛ばしたりして、自分の好きな様に描いていきます。
上の作品 タイトル「色世界」
ダイナミックな色使いです。
左下の白がアクセントになって、全体の画面を引き締めています。
真ん中の緑色の部分が、どうしてもウミウシに見えるのは僕だけでしょうか。
下の作品 タイトル「とくしゅな色」
こちらは淡い感じの色使いの作品です。
微かに感じる淡いエメラルドグリーンと、ぽつぽつとある蛍光ピンクの対比が美しいです。さわやかな感じのする作品です。
